CASE

受注生産向け生産管理システム 「BIZXIM製番」の導入事例
受配電・制御システムの製造を通じて、産業や社会生活への電力安定供給を担う中立電機。同社では老朽化した汎用機で運用していた基幹系と生産管理系のシステムの分断や、属人化した受注処理など多くの課題を抱えていました。 そこでNTTデータ関西からの提案のもと、生産管理システム「BIZXIM 製番」を中核とするソリューションを導入。業務プロセスそのものを見直しながらシステム刷新を進めた結果、ペーパーレス化や業務スピードの大幅な向上、月次締め作業の効率化を実現しました。
左から、櫻木 照夫氏、北川 稔明氏、伊藤 聡志氏
| 会社名 | 中立電機株式会社 |
|---|---|
| 本社所在地 | 名古屋市 |
| 資本金 | 1億円 |
| 従業員数 | 647名 |
・汎用機(基幹システム)、オフコン(生産管理システム)、その他の業務システムが異なるサーバーに分断しており、業務システムから発行する各種紙伝票を基幹システムへパンチ入力する必要があるため、最新データが反映されるまでに多大なタイムラグが発生
・汎用機とオフコンのハードウェアが老朽化しており、販売終了が迫るとともに、約50年前から継ぎ接ぎで内製構築したシステムの改修やPL/IやCOBOL技術者の確保が困難
・オーダー番号の採番やデータ入力を手作業に依存し、少数の担当者に属人化
・紙を用いた手作業がシステム化されたことでペーパーレス化が進み、帳票の印刷枚数が321万枚から約199万枚へと4割近く削減
・受注伝票発行から基幹システムへの登録まで最大3日間を要していたタイムラグが解消され、生産への指示出しも格段にスピードアップ
・月次の締め作業に費やしていた時間が3日から1日へと短縮されたほか、情報システム部全体での定型業務工数は大幅に削減
品質保証本部 生産本部
相談役
櫻木 照夫 氏
生産本部 原価管理部
部長
北川 稔明 氏
管理本部 情報システム部
主任
伊藤 聡志 氏
櫻木氏:当社は1927年(昭和2年)に名古屋で創業し、2027年に100周年を迎える配電盤・制御盤・分電盤の専業メーカーです。売上規模では業界トップクラスに位置しており、板金から塗装、組み立てまで一貫して手掛けているのが強みです。 大手自動車メーカー様とも直接取引させていただくなど、お客様から高い信頼をいただいています。

櫻木氏:端的には旧システムの限界です。基幹システム、生産管理システム、その他の業務システムが別々のサーバーで運用され、分断していました。データ連携に時間を要し、月次の締め作業が済むまでKPIを確認することができません。 そして最大の問題となっていたのが、オーダー番号の割り当てです。旧システムには4桁の数字しか入力することができず、数年で“枯渇”してしまうのです。受注製品に同じオーダー番号を割り当てることになってしまうため、正確なトレーサビリティが保てなくなります。
北川氏:しかもオーダー番号の採番は完全に人手に依存していました。担当者が紙の台帳を見ながら、「この番号はまだ使えるか」を判断して割り振るのです。その担当者の不在時には受注も手配も止まってしまうという、完全に属人化した状況にありました。
櫻木氏:そもそも汎用機とオフコンには販売終了が迫っており、金融機関からも「これを機にシステムを刷新すべきでは」と助言を受けていました。
北川氏:新しい生産管理システムに求めたのは、「個別受注生産に対応できる」「リアルタイムに近い形で受注および生産の進捗状況、原価を把握できる」「紙の帳票を減らせる」ことなど、重点改革テーマを掲げてRFP(要求仕様書)を作成し、 ベンダー5社でコンペを実施した結果、NTTデータ関西の提案を採用しました。
「BIZXIM製番」を中心に、Web-EDIシステム「e商買®」、エンタープライズ・ローコードプラットフォーム「intra-mart®」、またBIツールを連携させるというものです。
※「調達業務改革 Web-EDIe 商買®」は株式会社オネストが提供するWeb-EDIシステムです。


北川氏:生産本部では、工程管理システムとの連携や、バーコードを活用した製造プロセスのスマート化など、さまざまな要望が現場からも寄せられています。 これを受けて、BIZXIM製番をより効率的に活用できるよう改善・改修を続けており、工場内の作業者も新システムのメリットを日常的に享受し、体感できる環境を整えていこうとしています。
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